提供価値

私たちのミッション
医療における言語障壁を解消する

mediPhoneの医療通訳が社会に提供したい価値

メディフォンは「言語障壁のある患者さんの安全の確保」、「患者さんと医療従事者への安心の提供」、「遠隔医療通訳の社 会への浸透」という3つをサービスの提供価値と位置づけ、実現のための具体的な取り組みを行なっております。

価値提供を実現するためのメディフォンの取り組み

1.医療システム全体の中での「遠隔医療通訳」の役割の定義

訪日及び在住外国人の数が増加し、その多言語化が進むにつれ、社会全体における多言語医療に対するニーズは日々、高まっています。患者さんのみならず、医療従事者が安心して医療を提供することができる環境を整備し、医療の安全を確保するためにも、その早急な対応は社会として取り組むべき重要な課題となっています。

外国人患者さん、医療従事者の間の言語障壁を解消するためには、医療領域の専門性を持ち、患者さんと医療従事者の架け橋となる医療通訳が必要となります。

医療通訳とは、「言語、文化的、社会的背景に違いのある外国人患者と医療従事者の間に「言葉の媒介者」と「文化の仲介者」として入り、「患者が自分の意思で決定することができるように、患者の文化に適した方法で、かつ患者が理解できる方法で情報が提供されること」を助ける存在(厚生労働省)」です。

しかしながら、このようなスキルと知識、倫理観が求められるプロフェッショナル医療通訳者の数は、現在、私たちの社会において圧倒的に不足しています。

メディフォンは、医療通訳者の育成を急務と捉え改善に向け取り組むと同時に、患者さんと医療従事者の安心と安全を確保しながら、全国で増加する多言語医療ニーズに早急に対応していくために、新たなシステム構築が必要であると考えます。

それは、外国人患者さん、医療従事者、医療通訳者の三者がアクセスすることができる遠隔医療通訳システムです。

今後のさらなる多様性ある社会の実現に向け、メディフォンは、限られた数の医療通訳者が全国で発生する多言語医療ニーズに応えられるよう、遠隔医療通訳システムを構築し、社会全体に早期に浸透することを目指し、活動しています。

2.医療通訳者が活躍できる仕組みづくり

外国人医療支援の領域では、多くの医療通訳ボランティアや関連NPO団体が、課題解決のために尽力、貢献しています。メディフォンの遠隔医療通訳システムでは、このような医療通訳者の方々が、更に生き生きと活躍し、自身の成長を実現することができるよう、仕組み作りに取り組んでいます。

具体的には、クライアント様に適正な価格で医療通訳サービスを提供することで、医療通訳者に正当な報酬を支払うことを目指しています。また、サービス提供するにあたって考慮しなければならない賠償リスクに対しては、法的な対策含め複数の手法で十分な備えをしメディフォンとしての責任を果たすことで、大切な医療通訳者を守り、医療通訳者が安心して業務を遂行できるよう努めています。

そして、これから成長していく医療通訳という領域で情熱を持って取り組む医療通訳者、共感する仲間を増やすために、柔軟で多様な働き方が可能な仕組み作りをしています。メディフォンには、他の仕事をしながら自分のペースで業務を行っているメンバーや、育児をしながら在宅で対応をするメンバー、ライフワークとして休日のみかかわってくれているメンバーもいます。

3.医療通訳者の育成と管理

メディフォンでは、質の高い医療通訳を提供するために、医療通訳者の育成に力を入れています。

通訳者の採用にあたっては、履歴書や面談で言語プロフィールや経験・資格を確認するとともに、電話通訳のロールプレイを行って実践力を評価しています。採用に至った通訳者は全員必ず初期研修に参加します。初期研修では、医療通訳の倫理を確認するとともに、業務マニュアルとガイドラインを用いながら業務の詳しい手順を解説し、新しく業務を開始する通訳者でもスムーズに業務が開始できるように支援しています。業務開始直後の通訳者については、通訳実施ごとにシニア通訳者が録音をチェックし、評価・フィードバックを行い、質の高い電話通訳を行えるように支援しています。

また、全通訳者を対象とした定期的なスキルアップ勉強会も実施しています。経験豊富なシニア医療通訳者が講師になる実践研修では、実際の医療通訳ケースの事例に基づいたヒヤリハット事例とその対策の共有、医療通訳者にとって難しいケースにどう対応するかについての解説などを行っています。その他に、医療従事者を講師に迎えた医学知識の向上を目的とした研修なども実施しています。 また、通訳者個人の努力に依存することなく、システム全体で高い品質を維持するために、全通訳者を対象に定期的なスキルチェックを実施し、通訳者の公正な評価に努めています。実際の通訳ケースから一定数をランダムに抽出し、その録音内容をシニア通訳者が聞き、定められたチェックシートに基づいた評価を行ないます。その評価結果は通訳者本人に伝え、今後の改善についてアドバイスするとともに、通訳者が抱える悩みや難しいケースについて気軽に相談できる体制をとっています。通訳者が孤立することなく、メディフォンと二人三脚でスキルアップをしていくことで、システム全体の品質を保っています。