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訪日外国人客・外国人労働者の増加に対応
~日本初 の「多言語医療」専門メディアを開設〜
多文化共生時代の医療機関に求められる包括的な知識・ノウハウ情報を発信

 外国人患者受入れ包括的支援を行うメディフォン株式会社(東京都港区、代表取締役:澤田真弓、以下「メディフォン」)は、医療機関の外国人患者受入れ体制整備を支援するため、日本初となる「多言語医療」専門Webメディアを開設いたします。医療通訳提供10万件以上の実績を活かしたノウハウ情報の発信を通じて多文化共生時代の医療機関を支援し、多様な人々が安心して暮らせる社会の実現に寄与することを目指します。

今回開設する「多言語医療ジャーナル PORT(ポルト)」
https://mediphone.jp/mediphoneblog/

 今回新たに開設したWebメディア「多言語医療ジャーナル PORT(ポルト)」では、2014年の医療通訳サービス提供開始以来、当社が専門的に取り組んできた外国人患者受入れ体制整備支援のノウハウを集約し、多言語での医療提供に関するお役立ち情報を発信します。「医療通訳と機械翻訳の活用」「外国人患者の医療費」 といった記事の配信に加え、関連テーマでのセミナー開催・お役立ち資料配布なども行います。

■開設の背景
 訪日外国人数は新型コロナウイルス感染症の影響により一時大きな落ち込みが見られましたが、2023年6月にはコロナ前の2019年の72%に当たる200万人超 まで急回復をしています(*1)。また、在留外国人数についても留学生や技能実習生の大幅な増加により2022年末には過去最高を更新し、初めて300万人を突破しました(*2)。 
 こうした国内の外国人数の増加に伴い、医療機関での外国人患者受入れ件数も増えることが予想され、外国人患者受入れ体制整備への関心が高まっています。当社の医療通訳のご利用実績においても2019年実績に対して約4倍になるなど、ニーズの高まりが明らかになっています。
 一方で、厚生労働省調査によると院内の多言語整備を何からの方法で行っている医療機関は36.6%に留まる(*3)など、多くの医療機関で多言語での医療提供の体制がまだ整っていないことがわかっています。

*1:観光庁 2023年6月推計値(2023年7月19日発表)
*2:出入国管理局 令和4年末現在における在留外国人数について
*3:厚生労働省 令和3年度医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査について(概要版)

■mediPhone(メディフォン)の多言語医療情報発信

1. セミナーの開催 https://mediphone.jp/seminar/外国人患者受入れに関するノウハウや医療機関様の事例などをご紹介します。
例: 「外国人患者受入れ体制整備に使える公的制度・補助金まとめ」「国・地域別 外国人患者とのコミュニケーションのポイント」
2. お役立ち記事の配信https://mediphone.jp/mediphoneblog/多言語医療ジャーナル「PORT(ポルト)」にて、外国人患者受入れに関するノウハウなどを、いつでもお手軽にご覧いただけるブログ記事を配信します。
例:「医療通訳と機械翻訳の活用|注意点や使い分けのコツを解説!」「外国人患者の医療費|現状や設定方法を解説!」
3. お役立ち資料の配布https://mediphone.jp/mediphonepaper/外国人患者受入れに関する詳細な情報やノウハウの資料を無料配布します。
例:「外国人患者さん受け入れに役立つ!多言語対応関連の公開資料一覧」「受付用指差しシート(英語)」

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