mediPhone導入事例インタビュー
JA秋田厚生連
秋田厚生医療センター様
JA秋田厚生連 秋田厚生医療センター
総務管理課 課長補佐 土田様
資材設備課 課長 松坂様
令和2年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金
(新型コロナウイルス感染症の外国人患者受入れのための設備整備事業)をご活用
多言語表示できるデジタルサイネージ、機械翻訳・医療通訳が利用できるタブレットを導入
貴院についてお聞かせください
秋田厚生医療センターは、秋田市、男鹿市、潟上市を診療圏に秋田市北部の中核病院として、二次医療圏人口40万人のうち、診療圏内人口18万人余を背景とする標榜診療科27科、479床の総合病院です。 秋田港へ外国船籍が来るので、乗組員の外国人の方々が来院されます。外国人の患者さんの来院数は、全体の中でそこまで多くはないですが、秋田市北部の中核病院の責務として、外国人の患者さんへの対応が必要であると考えています。
メディフォンの補助金パッケージをご導入いただいた経緯をお聞かせください
現状、発熱症状のある患者さんの正面玄関、救急出入口からの建物内への入場はご遠慮いただいております。(特にこれからの季節はインフルエンザの流行時期でもあり、コロナの患者さんとの見分けが難しいと考えております。) そのため、発熱症状のある患者さんの動線を分けるため、紙で作った注意喚起のポスターを掲示していましたが、スペースが限られていたり、掲示物が多くなったりと、煩雑になってしまっていました。 デジタルサイネージを導入し掲示物を整理することで、外国人患者さん、日本人患者さんへ、きちんと動線誘導を行っていきたいと考えています。 実は今年4月に、発熱症状のある患者さん向けに、多言語でポスターの作成を行ったのですが、英語以外の文章翻訳にとても苦労したのを覚えています。 メディフォンであれば、医療文章翻訳に加え文章校正やネイティブチェックまでやってくれるので、非常に安心できます。
ご導入後の感想をお聞かせください
デジタルサイネージは紙の掲示物より目立ち、見やすいですし、インパクトが強いです。これであれば、適切な動線誘導や注意喚起が、外国人患者さん、日本人の患者さんへも行えると思います。 メディフォンは、多言語で電話医療通訳を受けられるということは以前から知っていましたが、今回のような全額補助金を活用して、文章翻訳、コーディネートを含めたデジタルサイネージの提案をしていただき、とても助かりました。 今後は、病院の外にプレハブを設置して発熱症状のある患者さんを診療する予定です。その際に、デジタルサイネージに動線マップを表示して、適切な場所まで誘導を行おうと考えております。 また、今は一般の機械翻訳機で対応していますが、メディフォンのタブレットを導入することで、機械翻訳と医療通訳を併用して運用でき、外国人の患者さんにも適切な診療を行えるため、とても安心しております。